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【第2回】「なりたい自分になる方法」(2007年12月25日)
こんにちは。ワタナベです。
あなたが持つご自身の美人の種は成長を続けておられますか?栄養分を与えていますか?声を掛けてあげて、労わってあげていますか?ご自身を大事にすることでこの種は成長しますので、これからも褒めたり、労わったり、癒したりしてあげましょう。
もしかしたらあなたは小さい頃からこのように言われて育ってきたかもしれません。
「友達と仲良くしなさい」
「親の言うことは何でも聞きなさい」
「たとえ嫌なことがあっても我慢するのよ」
「お前が我慢すればいいんだから」
「先生の言うことはちゃんと聞きなさい」
一般的には、みんなこう育てられたかもしれません。あなたも例外ではないはずです。忍耐、協調性が美徳とされていたからです。そしてそうしない友達や、そうできない人を仲間はずれにする傾向が子供ながらにあったかもしれません。
小学校でも中学校でも高校でも・・・そして職場までも・・・それは大きな力となっていたのを、あなたもご存知でしょう。
そう、ほとんどの人が、「もしあなたが、これは間違っていると思うのなら、相手に敬意を持ってはっきり伝えなさい」とは育てられていないのです。なぜならあなたの親も同様に育てられたからなのです。
そして、”周りの人と同じだと居心地がいい。友達に合わせていればとりあえずいじめられないから安心”あなたはそういう自分を抑えた人生を歩んできたのはないですか?だから、個性を重視と言いながら、みんなと同じ流行の服を着て、流行語を語り、同じ話題で盛り上がり、上司や先輩に話を合わせて、みんなで同じ人を無視して・・・
「集団」の中では、あなたの力は小さかったからです。
それはどうしようもなかったことのように思えるかもしれません。
あなたの本当の心は今どうですか?
人の機嫌をうかがいながら話す習慣、周りに合わせながら話す習慣、目立った行動をせずに、おとなしくしている習慣、身近な仲間の集まりから離れられない習慣、あなたの心は今でも「習慣」に支配されていませんか?
あなたは、こう思ったこともあったかもしれません。いじめられている人を見て「かわいそうだな・・・」とか、「自分も誰かに認められたい、自分らしく生きていきたい」、「君って自分らしくて素敵だねと言われたい」とか・・・
これを「自己の重要感に対する欲求」とか「自我欲求」などと表現したりしますが、まさに上記のような気持ちを少なからず持つことがあったかもしれません。これらのことをあなたの過去に照らし合わせて考えてみてください。
では本題にはいりましょう。
昔ながらの「相手に合わせてきた自分」と「認められたい自分」は相反するものだと思いませんか?あなたの中に二人の自分がいるようで、その二人の自分が心の中で闘っているんです。
これでは「顕在意識と潜在意識の不一致」の状態です。この矛盾が心の中で消えないので、いつまでたっても心が満たされることが無いのです。「顕在意識」では、みんなに認められたい、みんなに合わせるのは嫌だ、と思っているのに、「潜在意識」では、みんなの中にいれば安心、あえて違うことをする必要は無いと思っているのです。
この小さな小さなセルフイメージが、あなたの全ての人生の成功を邪魔するわけです。あなたの目標、夢、願望の達成全てに関わってくる重要なポイントです。
でも今のあなたが、過去の自分と違うという点は、「もう大人だ」という点です。
このメルマガを女子高校生の方も読んで下さっているようですが、「あなたはもう大人なんだから」と言われることがあるでしょう。立派な大人の仲間入りと認められ始めているということです。
ですから、もう友達に嫌々合わせて無駄な時間を使う必要は無いのです。ご近所に合わせた、家、車、庭、服装、話し方をする必要は無いのです。職場の女性達に合わせて、ノーメイクで髪ボサボサにしている必要は無いのです。ママ友たちと同じ会話、お茶会、服装、体形になる必要は無いのです。
もし、自分が望まないのなら、
あえて自分の価値を下げてまで自分を抑える義理はもう無いのです。
一人だけ身なりがキレイで目立っていても、お茶に参加せず帰っても、嫌われるのを恐れず思い切って言っても、みんなが避けている「あの人」と仲良くしても、「自分がそう望む」のなら、そうすればいいのです。
自分で自分の責任を負う決意さえすればいいのです。あ、もちろん極端に取らないでくださいね。マナーや大人の品格も大事ですので、バランスを保ちながらのことです。そうやって、少しずつセルフイメージを変え、そのイメージに誠実であるようにすれば、自分の目標、夢、願望に少しずつ導かれていくのです。
あとはそっちにフォーカスするのです。
これが、「顕在意識と潜在意識の一致」です。あなたの中に、「アンチ」なところがあるように思えても、それを押し殺す必要は無いのです。ビジネスの成功例はそれを見事に表しています。
例えば、「大卒だ、大学へ行け」と言われてきても、高卒社長の下で大卒が平社員として働いているという現実があります。年商何十億と言われるカリスマコンサルタントは、「オレ高卒です」という人も大勢います。私が身をおいていた「飛び込み営業」の世界も全く同じです。学歴なんて全く関係ないのです。
以前NHKでやっていた「プロジェクトX」や、今でもやっている「プロフェッショナル」の番組がありますね。あのドキュメンタリーも、今までの「常識」を破りつつ、恐れと戦いながら信念を貫く挑戦者の姿がリアルに描き出されている番組です。
そういう人たちというのはUSP(UniqueSalesProposition)、
つまり他との差異を明確に持っていて、セルフイメージが大きいのです。
マザー・テレサもそうです。
愛に動かされて一人で始めた慈善活動が、いつのまにか世界組織になるまでになった。全ては「困っている人を助けたい」という無私の愛の動機です。他人の反対をものともせず、「神のご意志ならばできる」と信じて歩み、結果その通りになりました。
そして彼女のすごいところは、一旦そこまで大きくなった大組織のトップをいとも簡単に辞任し、また一人で、目の前で困っている人とふれあい、助ける活動を始めたことです。一人でも、大組織にいても、彼女の本質は変わらなかったのです。
あと、私が尊敬するアンジェリーナ・ジョリーもそうです。レッドカーペットの上を歩くのに、26ドルのドレスで出てきたかと思えば、地雷だらけの発展途上国に自発的に出向き、現地の子供たちとじかにふれあい、自分が出来る限りの援助を差し伸べるのです。
あなたはいかがですか?本当は心の中に宿る夢がありますか?
人生はたった一度きりのあなた自身の幸せな物語です。
どんなかわいらしい夢だっていいじゃありませんか?
あなたが行動すれば、失うものだってあるでしょう。あなたから離れていく友達がいるかもしれません。仕事を変えたい、住む場所を変えたい、そう思うかもしれません。
何かを失うのは、とても心に負担のかかることです。でも大丈夫、安心してください。
友達を失っても、仕事を失っても、決して無くならないものがあります。
それは愛する家族です。
そして、何よりも自分と友達になれば、あなたはさみしくないのです。
あなたが変われば、全てのものが新しく「引き寄せ」られてきます。
超ウルトラスーパー凡人のワタナベだって経験しているんですから、あなただって必ずできます!
さぁ、動き出しましょう!