私たちは多くの人から愛されたら、どんなに有意義な人生でしょう。
もちろん、数多くの人に愛されなくてもたった一人でも自分のことを親身に考えてくれる人が身近にいたらどんなに幸せでしょう。
あなたはそう思いませんか?でもただ外見が美人というだけじゃモテないということはあなたもお分かりでしょう。
外見がとびきり美人じゃなくても、モテモテの女性がいるからです。
では何が違うのでしょうか?ちょっと考えてみて下さい。
色んな要素が頭に浮かぶと思いますが、ここでは一つの例えでご説明したいと思います。
実はあなたのとても身近な所に、愛される特質を身につけた模範者がたくさんいるのです。今度会ったらじっくり観察してみましょう。
その模範者には、公園に行けば会う確率が高いですね。それは夢中になってあなたに好意を示してくれます。
下心もなく、隠された動機もなく、いつも体全体であなたに会うことを喜んでくれます。
別に人に好かれる方法を勉強したわけでも本を読んだわけでもなく、経験を通して身につけた技でもありません。生まれてからずっと喜びを体で表してきました。
そう、それは・・・
犬、ワンコです。
ワンコはただただ、飼い主に純粋の関心を寄せているだけです。相手の関心を自分に引こうとするよりも、相手のことがただただ好きで、それを体全体でその喜びを表しているだけです。
それゆえに、飼い主の私たちも、そのワンコに魅了され、愛し、中には自分の子供よりも大事という人でさえ、この世の中にはいるほどなのです。
このことから、私たちが人から愛されるにはどうしたらよいか、または他の人から関心を払われるにはどうしたらよいか、という質問の答えが学べるのです。
人は誰かから関心を払ってもらいたいと思うとき、その人の関心を引こうとがんばってみたり、その人の眼中に入ろうと目立ってみたり、その人の好みに合わせてみたり・・・とがんばったりするかもしれません。
それも間違いではないのですが、もっと重要なことを見落としています。
つまり要点は、関心を引こうとするのではなく、あなたが相手に純粋の関心を抱くことです。
なぜかというと人間は多くの場合、他人のことに関心がないのです。往々にして関心があるのは自分のことなのです。
ゆえに人は、自分に関心を払ってもらうと、とてもうれしいのです。
中には人の関心がウザイと言う人もおりますが、そういう人にほど上辺だけの関心は伝わりません。
でも心からの純粋の関心は相手のハートをいつか必ず動かします。
今あなたの大切な人はどういう状況ですか?顔色が悪いですか?新しい服を着ていますか?髪型を変えましたか?家族を亡くしましたか?良い成績をあげましたか?
どんな小さなことにでも、本気で関心を払い、声を掛けてあげるのはどうでしょうか?そうすると、今度はその人があなたに関心を払ってくれるかもしれません。
その相互の作用により、きっとその人とあなたは親密な仲になってゆくことでしょう。友達が多い人の特徴は、大抵は相手に気遣いや純粋の関心を払っている人です。
そうです、他人に求めるのではなく、是非あなたからそうしてみましょう。これは今すぐできて、愛され上手になるとても簡単な方法なのです。