あなたは流行についてどのようにお考えでしょうか?女性として美しく輝いていたいと思うあなたはある程度の流行を意識していたいと思うことでしょう。
この項では「流行」を意識しすぎないことについて考えてみたいと思います。
日本人は思春期の一番大事な時期に「制服」という取り決めの影響下で個性が奪われてしまったために、「みんなと同じ」だと安心感を得てしまうという民衆心理が植えつけられてしまっている人が多いようです。
ですから、みんなと変わった格好をすることへの恐れを持っている人も少なくなく、ヘアスタイルもファッションもブランドバッグも同じようなもので固められている傾向があるようです。
ところが欧米の女性達は、それはそれは皆個性的な格好を、それも堂々としていて人と変わった格好をするのを躊躇しません。
過度に流行を追わず、個性を大事にしたその凛とした姿勢は素晴らしいものがあります。
日本にいると街を歩いていて何が流行っているのか感覚的に感じることができますが、外国では結構分かりにくかったりします。それくらい個人主義が尊重されているのでしょう。
私達も個性を見失って流行だけを追うよりも、自分に何が似合うか研究して、自分を輝かせるファッションセンスを磨いていきたいものですね。
流行はあくまでも流行です。常に過ぎ去っていき、そして繰り返されるものです。
いくら流行があってもそれが自分に似合うかどうかはまた別の話だったりします。みんながモデルさんのように美しく着こなすことは出来ません。
もしブラックが流行ったからって、それに飛びついても自分に黒が似合うとは限らないのです。
パーソナルカラーというものがあって、ご自身に似合う色というものがあるからです。肌の色や目の色、髪の色・・・などでその人に似合う色というものがあるんですよね。
ファッション評論家のピーコさんもこうおっしゃっています。「センスを磨きたいなら、自分自身を見直してみることね」
またこんないいこともおっしゃってました。
「40代にもなれば、自分なりの考えや価値観をもたないと。東京ミッドタウンや表参道ヒルズに行くことよりも、家の近所で夕焼けがきれいに見える場所を見つけたことのほうが、幸せだと感じるなら、それでいいじゃない?誰かの意見やテレビの情報にのっかるのではなく、自分が本当にいいなと思えるものを見つけると心が豊かになると思いますよ。」
自分なりの考えと価値観、それがしっかり根底にあって身に着けるものをチョイスしているのなら、全く恥ずかしがる必要はありませんし、気後れする必要もないのです。
自分のお気に入りのアイテムを身に着けて気分上々でお出かけできて、それで自分がさわやかな気持ちになれるのなら、それがあなたにとって一番ベストなスタイルなのです。
でもそのためにはいつも自分というものを意識して研究していなければなりません。「いつも通り」を繰り返していては進歩も発展もありません。
モデルさんは見えない所で凄まじい努力をしているからモデルなのであって、憧れの女優さんも同様の努力をしています。
ではこれからも美意識を保ちながら、自分の研究をすることを怠らないようにしていきましょう。